将棋図巧解いてみた【第3番】
前回に続いて、将棋図巧の第3番を解いてみました。
問題は上記の記事を参照ください。
狭そうに見えますが、右側にも駒があるので簡単ではなさそう、あ、これ打ち歩回避だな・・・とまでは行くのですが。
歩を何枚持っているのか、どこに打ったのかが頭の中では整理するのが難しい問題でした。
大駒を捨てる爽快感がたまらない作品です。
以下、答えのネタバレ
邪魔駒消去を何度も行う詰将棋でした。
まずは打ち歩詰め回避のために、飛車不成で取らせて動かす。
そうこうして左側を全て精算し、飛車と歩だけで86玉の形へ。
狭そうに見えて全然捕まりません。
ポイントは55竜ですね。この捨て駒が見えて一気に進みました。
もう一つ、詰まるところがあります。
63玉の場面。金を取ったり、74馬引く〜73歩〜51とでも詰まないし。
まさか攻め方の54歩が邪魔駒とは!!
43馬の爽快感をぜひ味わって欲しいです。
あ、ここまで読んでる人はもう解いてるか諦めた人か。
所要時間:約20分
将棋図巧 3番/100番