日常は気付きの宝箱

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将棋はどうやったら強くなる?【序盤編】

   

突然ですが、将棋が強い人の条件ってなんでしょう。

 

いろんな手を読める人?詰将棋が強い人?
才能?運?環境?

様々あると思います。それでも私は、

『情熱を持って努力する』

が第一条件だと思います。

異論は受け付けます。努力してないけどなぜか強い、という人もいるかも知れません。

実は努力しているのかも知れませんよ?

 

努力の形は人それぞれ。実戦を指すことが努力の人もいれば、本を読むことが努力の人もいれば・・・


ということで、将棋の勉強法を考えてみました。

今回は序盤編。

 

序盤編


私の考える序盤の勉強法は以下の三つです。

  • 定跡本を読む
  • 上級者に教えてもらう
  • プロの実戦を見る

・定跡本を読む
一番近道だとは思います。定跡とはその名の通り、今までの歴史の積み重ね。最適解を示してくれているようなものだと思っています。

ただし、最近は定跡が目まぐるしく変化しますので一冊だけで戦えるほど甘くはありません。
それでも一つの戦法を指せるようになると自信になります。
完全自己流でなんとかなるのは一部だけ。
一冊を読み切ることができれば、中級者の仲間入りです。

 

・上級者に教えてもらう
本で読むよりもわかりやすいと思います。ここでいう上級者というのは自分よりも実力が上の人、ということで級位者ではありません。

ただ、教えてもらう人によるのかな、と。
いろんな戦法を知っている人ならまだしも、一つしか知らないとか感覚派だったりとか・・・
部活や道場ならいろんな人に聞けますけど、親や知り合いに教えてもらった場合はそれが全てではないと思った方がいいと思います。

・プロの実戦を見る

時間はかかると思いますが、最終目的地は高いかなと思っています。

定跡書も一緒にあればなおよしですが、プロの真似をするのは悪いことでは決してありません。
その意味を理解しようとすると物凄い時間はかかると思いますが・・・
誰か一人のプロの真似をするだけでも全然違うと思います。

 

プロっぽい手を指す。これだけでも強く見えるものです。

私は王道の覚え方だと思っています。

めちゃくちゃ時間はかかりますが。

 

 

以上を踏まえて、レベル別に紹介します。

 

初心者向け

とりあえず指せるようになりたい!

という初心者に私がオススメするのは、とにかく本の通りに指すことです。

 

戦法は居飛車棒銀。これだけでも十分指せちゃいます。

ただ、あまり棒銀の本無いんですよね・・・

shogi-joutatsu.com

 

いろいろ調べたとこだとこのサイトがわかりやすいかと。

 

 

部活等であれば、ある特定の人にずっと教えてもらうのがいいでしょう。

まず一つ指せるようになる。その経験は居飛車から振り飛車に転向しても無駄にはならないと思います。


中飛車もオススメです。

hachimitsushogicafe.com

 

いずれも、自分の指したい手が指せるのがオススメポイントです。
四間飛車は形は簡単ですが、相手の手に対応しなくてはならないので、むしろ上級者向けだと思っています。

 

中級者向け

戦法を一つ覚えたら初心者脱出です。
その後どうするか。

 

一つの戦法だけでなく、二つ以上の戦法を覚えるのが良いと思います。

結局自分に合ってる戦法は自分でしか見つけられないと考えているため、いろんな戦法を指すことが得意戦法を見つける第一歩だと思っています。

 

いくつか指してみて、楽しいかどうか。判断してください。

勝率は関係ないです。

楽しく感じた戦法を指し続けるのが上達の一歩です。

ぜひ、楽しい戦法を見つけてください。

 

上級者向け

将棋ウォーズで初段くらいになったら。

 

プロの将棋を並べることをオススメします。

序盤の細かいところは覚えているでしょう。序中盤の指し方は定跡書だけではなかなか難しいです。

プロの将棋で近い局面を探してみる。

自分が指してる戦法と同じ人を見つけて並べまくる。

 

もしくは自分で研究して、実戦でトライ&エラーを繰り返す。

 

どうやって自分の知識をアップデートしていくか、ですね。

ちなみに私は後者でした。

 

有段者向け

 

ここまで来たら序盤に関してはいうこと無いでしょう。

今までの知識をどう忘れずにアウトプット出来るかでは無いでしょうか。

 

また、未知の形に対応できるように乱戦に飛び込むのもアリかもしれません。

 

私は三〜四段の時に好んで乱戦に持ち込んだりしていました。

あまり良い結果になったとは思いませんが・・・手段の一つとして。

 

 

さて。いかがでしたでしょうか。

少しでも参考になったところがあれば書いた甲斐があったものです。

 

 

随時追記します。
ぜひ気になったところがあったらコメントくださいね。