日常は気付きの宝箱

徒然なるままに、書きたいことを書いています。将棋・読書・アニメなどなど。

『入社一年目の教科書』を正社員を目指す契約社員が読んでみた

 

今回紹介する本はこちら。 

 

入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

 

 

友人より勧められまして。

新人だけでなく、指導を行う人にもオススメとあったのが興味を惹かれたところです。
現在私はそのどちらにも属していると思っていて、両面の立場で読めるな、一石二鳥だな、お得だなーと。

結果的には上司・後輩にも読んで欲しいと思える内容だったので、二鳥どころではありませんでした。

早速内容に触れていきます。


本書は、50の法則と題してその具体的な内容をそれぞれ見開き4ページほどで書いています。
ので、非常に読みやすいです。

全てが全て、自分に当てはめて考える必要は無いとありません。

私の場合は30ほどはすぐに実践しようと思いましたし、残りの20個ほどの半分はすでに出来ているな、再度意識しようかな、程度でした。

 

一貫して書かれているテーマは、

「社会人としてどう生きるか」

であると捉えました。


1年目だからこそできる事、これから何十年も社会人として過ごす中で忘れてはならない事。

部下を指導する上で、上司としてしてはいけない事。
「自らへの投資」という考え方。

筆者がライフネット生命にて勤務していることも関係していると思うのですが、長期的な視野で書かれています。

 

印象的なフレーズを一節だけ紹介したいです。

「ビジネスマンはアスリート」

ここぞという時に100%、それ以上のコンディションを発揮できるように日々を過ごすべし。体のメンテナンスは何よりも大切だ。

言われてみれば当たり前なのかもしれませんが、それを意識できていたかというと疑問でハッとさせられました。

ここぞ、という時を見逃さず100%のパフォーマンスを発揮しろという記述もあり、もっとアンテナを貼っていきたいです。

 

この記事のタイトルにもしました、私の話。

現在契約社員として、正社員への登用を目指しているところです。
その立場で読むと少し変わってくるんですよ。

このあと正社員になると入社1年目として、リスタートするわけですが、現在契約社員としてこの会社で働いているわけでもあります。

 

ので、1年目であり部下を持つというなかなか貴重な存在になるわけです。

一石二鳥と表現したのはどちらの立場からも読めるからですね。

 

このタイミングで読めたことは非常に幸運です。入社してからだと、少し捉え方が違ったかもしれません。
ほんとは、もっと前から読みたかったですけどね。

 

本書では

朝の運動は体力をつけるためではなく仕事のパフォーマンスを上げるためだと考えたら実行できるのでは、と触れられています。

 

私は読書も仕事の一部と考えを改めました。

仕事だから読まなきゃいけない、ではなく仕事の一つとして日々の業務に取り入れるべきだ、ということです。

 

その考えをぜひ後輩・先輩問わず多くの人に持って欲しいです。
特に新人は、仕事の内容を覚えようとしがちだと思っているのでぜひ読んで欲しいんですよ。

 

仕事を覚えるのも大事ですが、私は根本にある「理念」を重視しています。

考え方、と言えば良いでしょうか。考え方が間違っていると、意味が無いですからね。

 

ただ、それをどうやって指導すれば良いのかが分かっておりませんでした。

理念をしっかり持たないとダメだよ、と言ってもその理念がどういうものなのかがなかなか理解されず表面的な内容になってしまう。

 

それはなぜか。

そもそも「理念を持たないとダメ」という言葉が表面的にしか伝わっていないからでは無いかと私は思います。

 

さらに突き詰めると、

なぜ理念を持つ必要があるのか、業務を覚えればいいじゃないか

と思わせてしまっているからだと思います。

 

業務を覚えること=仕事を覚えることではない。

結局はここを伝えたいのですが・・・

 

それを伝えるのに最適な本だと思います。

 

 

後輩・部下・先輩・上司に読んでもらい、その感想で上記の内容に進展が会ったら、また記事にしたいですね。

フィードバック編を乞うご期待。